【高チャレTV求人票管理システムを導入しようと思った経緯は？】

生徒が質の良い情報を得て進路実現ができるようにしていく必要がある。

本校では、3年生を対象にした週に1回の就職指導を行っています。
「自分の価値観の構築」「職業観の育成」「職業選択に必要な知識」「試験・面接対策」を柱に希望進路の実現に取り組んでいます。
校内進路別ガイダンスの就職指導ではCOFFISO様にお手伝いをいただきましたことから、今年度は面接試験対策をお願いしました。

また、ご紹介いただいた高チャレTV求人票管理システムも利用させていただいています。
ICT機器の導入とTeamsなどの使用が本格化し、就職指導においてもこれらのツールを使いこなしていくことが必要となってきました。
現在は手探りですが、様々な場面で生徒が質の良い情報を得て希望進路の実現ができるようにしていく必要があると思い求人票管理システムの導入をしました。

【導入して良かった点は？】

本当に相談が必要な生徒に丁寧に対応することができること。

高チャレTV求人表管理システム導入後の様子ですが、就職についての相談などは対面で従来通りに時間をかけてする必要があります。
しかし、求人に関する簡単な質問の場合、求人票を取り出してコピーして確認する手間が、システム上で簡単に確認できるので省くことができます。

本当に相談が必要な生徒に丁寧に対応することができると実感しています。
タブレットは現在1年生しか持っていません。
また、本校ではスマートフォンの使用は認めていませんので、PC教室を開放しておくなどの手続きが必要で、まだ操作環境が整っているとは言えません。
今後、操作環境が順次整っていくことになります。

【導入後の先生方の労力の変化はどうなったか？】

追加された求人票を就職希望者全員に周知する事が可能に。

本校での求人票公開方法は、週に1回の「求人票一覧表」の更新と、生徒はそれぞれ必要な求人票をファイルから探して内容を確認（メモまたはコピー）するものです。
求人票は7月に入っても地元企業を中心に意外と多く、追加された求人票を就職希望者の全員に周知するのはかなり難しいです。
以前から校内ネットワークに求人票のPDFファイルを公開しており、教員がみられる状態にしています。

高チャレTV求人票管理システム上にアップロードすること自体は、公開ファイルを流し込むだけなので、それほどの手間はかかっていません。
現在は、求人票の公開を従来の方法と求人票管理システムと並行して行っています。

【高チャレサービスを受け、生徒の皆さまの意識はどのように変わったか？】

保護者と相談する際には、すぐに求人票が見られるので役に立っています。

システムの使用は4月から開始しました。最初に進路別ガイダンスで適性検査を導入としてシステムを体験してから、求人票公開に合わせて本格使用を開始しました。

現在の3年生はタブレットを所持していないことと、スマートフォンの校内での使用を認めていないので、使用頻度はあまり高くありませんが今後、全員がタブレットを持つ環境に移行すると使用頻度は多くなると思います。
家庭で保護者と相談する際には、すぐに求人票が見られるので役に立っています。
企業のイメージがつかめないときは同業の企業PR動画を興味を持ってみている生徒もいます。

進路指導部就職担当　石山 正也 様