学校名 | 奈良県立磯城野高等学校 様 |
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場所 | 奈良県磯城郡田原本町258 |
URL | https://www.e-net.nara.jp/hs/shikino/index.cfm/1,html |
【高チャレTV求人票管理システムを導入しようと思った経緯は?】
デジタル化の流れに乗り、紙ベースからオンラインへの移行を決断しました。
社会の全局面でデジタル化が進むにあって、旧態依然とした求人票の公開・閲覧のあり方に疑問を感じていました。
若干の不安はありましたが、先行優位の原則に立ちCOFFISO様からの提案に応じた次第です。
紙ベースによる求人票閲覧にも一定のメリットがあることは事実ですが、今後の就職活動のトレンドや教員の働き方改革の動きを考え合わせると、現段階で導入したことに後悔はありません。
【導入して良かった点は?】
業務の効率化と情報管理の安全性が大幅に向上しました。
奈良県で他校に先駆けて昨年度より高チャレTVを導入しています。
さすがに初年度は若干のもたつきはあったものの、高チャレTVの読み取り精度の向上もあり、一覧表の作成に関わる負担や印刷物の軽減等、進路指導に関わる雑務の合理化の面でずいぶん助かっています。
また進路指導部長が管理者になれるところが、情報管理の面での安心に繋がっています。
【導入後の先生方の労力の変化はどうなりました?】
自動化によって、業務の効率化とコスト削減が実現できました。
求人一覧表の作成にあっては、これまでは手作業によるExcel入力でしたが、導入後は紙の求人票をPDF化し送信するだけでほぼ自動的に一覧表が完成する機能を活用できたことで大幅に効率化できました。
また生徒が自身の端末(タブレット・スマホ)で直接求人票を閲覧できるようになったので、希望企業の求人票を1枚ずつ手作業で両面コピーして手渡しするという業務もからも解放されました。
付け加えて、労力のみならず、紙の消費量軽減等、コストカットの面でも助かっていると言えます。
【生徒の皆さまの反応は?】
生徒がどこでも求人票を閲覧できるようになり、保護者との相談も容易になりました。
これまでは、学校(各クラス・進路指導室)でしか求人票の閲覧ができませんでしたが、導入後は生徒自身がいつでも、どこででも求人票閲覧ができるようになりました。
このことにより、たとえば保護者とすべての求人票を参照しながら各家庭で相談することが可能になったことなどは大きな変化の一つです。
適性検査やお気に入り機能も生徒の就職活動の一助になっています。就労の意欲にあふれる積極的な生徒にとっては真に便利なツールを手に入れることになったと思います。
全体的には教員も含めて高チャレTVの機能を、まだまだこなしきれていない現状があるので、今後の運用のありかたを発展的に検討しているところです。
進路指導部長 中野 正博 様